きしめんの雑記

個人日記

服の耐用年数について

安い服を短いサイクルで買い替えるのか、高い服を長く気回すのか。

私はどちらかと言うと後者に分類される。といっても意図的にそうしているわけではない。学生時代はファッションに多少力を入れていたが、社会に出てからというもの私服を着る機会が少なくなり、同時に服を買う機会もめっきり減ってしまった。なので学生時代の服を今も着まわしているのだが、長いものでもう7,8年着ている服もある。両親や友人にも、まだその服を着ているのか、と言われる始末だ。

 

さて表題の件、よくインターネットで目にするのが、5年前の服を着てはいけない、と言う記事だ。

服自体の劣化は勿論、トレンドから大きく外れることや、風水的に運気が下がると言った理由もあるらしい。そもそも寿命という点に絞ると更に短くなり、シャツやスウェットは2年、コートは4年と一般的に?定められているらしい。

ということは、私は寿命をとうに過ぎた老体の服に鞭を打っていることとなる。シャツやスウェットに関しては寿命の4倍もの時間を過ごしている。だがこの話を目にしても私は服を捨てるつもりはない。いつまで着るか、いつまで着れるかは一般論に定められるものではなく、私と私の服が決めるのだ。サステナビリティこの上ない存在だと自負している。

 

なまじ少しいい服を着ているせいで、ファッションに気を使う人だ、服にお金をかける人だとよく思われる。この思惑は大きな間違いだろう。気を使っていないから流行遅れの服を着続けているのであり、またここしばらく衣服は下着類しか購入していない。

見かけで人を判断してはいけない。ファッションに関してこれを言うのは少し皮肉めいてる気がするが。