昨日から少し体調が悪い。
熱っぽい感じがして、節々が痛い。
腹痛の症状も出ているので、食あたりか何かだろうか。
一般的な感覚とはかけ離れていると思うが、体調不良に少し好感を持っている。
ただ様々な症状の全てが許容できるわけではない。
鼻詰まりや喉の痛みはお断りだ。
対象となるのは、微熱や倦怠感などだ。
自宅で過ごす分には身体に不便を感じず、思い立ったら本や映画を楽しめる状態。
日中寝てても許される、免罪符となる部分もポイントが高い。
夕方目が覚めて、母親が用意してくれた消化のいい晩飯を食べてまた布団に入る、懐かしい記憶も思い出される。
しかし社会人になった今、いつまでも床に伏しているわけにはいかない。食べていくためには早急に元気にならねばいけない、そういったプレッシャーを感じてしまうのは残念だ。体調不良を心から楽しむことはできないのだ。
この体調不良が一過性のものなのか、はたまた長引くのか、明日になってみないとわからない。
私に今できるのは、免罪符を使い惰眠を貪ることとエスタックを飲むことだけだ。