きしめんの雑記

個人日記

カレーについて

好きな食べ物は?と聞かれたら、マクドナルドと悩んだ末にカレーと答える。

体調不良でも、食欲が無くても、一心不乱にスプーンを進めてしまう魅力がある。

両親の庇護のもと暮らしていた時は、何もしなくてもカレーが食べれる素晴らしい環境だった。

今は行動しなくてはカレーは食べれない。

自分で作るか、はたまたお店に食べに行くか、どちらにしても強い意志が必要となる。

今日はカレーを食べるぞ、という選択が必要なのだ。

 

最近はスパイスカレーなるものにハマっている。

数年ぶりに店で食したらすっかり虜になってしまった。

昔はあまり好きではなかった物を、今は進んで食べるようになっている。

野菜などもそうだ、味覚が変化しているのだろうか。

 

最近は凝りに凝って、自分でスパイスからカレーを作っている。

こうして作ってみて初めてわかったのだが、市販のカレールーには物凄い量の脂と塩分が含まれている。

合わせて白米も食すのだから、食べ続ければ太るのも当然だろう。

だからと言って市販ルーを否定するつもりはない。

美味いものはなんと言おうと美味いのだから。

 

色々御託を並べたが、私が一番好きなのは、母親が作る家カレーだ。

特別な調理はしていないはずだし、市販ルーを使えばおそらく容易に再現できるだろう。

だが私は親が作ったものをもう一度食べたい。

今や食べる機会も無くなってしまった。

もしかすると今後口にすることはないのかもしれない。

そういった事情もあり、私の中では特別な料理となっている。

美味しさの秘訣は愛情か、ハウス食品の企業努力か。

恐らく両方だろう。