きしめんの雑記

個人日記

キングダム(デンマーク)について

ダンサーインザダークで有名なデンマークの映画監督、ラースフォントリアーが製作したテレビドラマ。

1994年、1997年にシーズン1、2が、その後25年の時を経て完結作であるシーズン3が放送された。

本国デンマークでは視聴率50%を超える人気番組で、日本ではシーズンごとにまとめて映画として公開された。カルト的人気を誇る作品であり、シーズン3の製作ニュースに古のキングダムファンはゾンビのように蘇った、と伝えられている。。。

 

私はシーズン3製作ニュースで初めて本作品の存在を知った新参ファンだ。製作を記念して日本では劇場公開され、ついでに1、2もリバイバル上映される運びとなった。約5時間×3本の超大作だが、怒涛の展開に飽くことなく眼は釘付けになったことをよく覚えている。

劇場公開された作品は円盤化されるのが世の常、この度Blu-rayボックスが発売されたため、この文章を書いている。

配信サービスでも解禁されており、見る手段が限られていたカルト作品を気軽に視聴できるようになり非常に喜ばしい。

 

本作がなぜ完結までに時間を要したのかというと、シーズン2終了後に主要キャストが複数人亡くなってしまったためらしい。

その後長い年月が経ち、未完の作品を終わらせるべくシーズン3が製作された。

そのため新キャラクターを軸にして新たなストーリーを書き起こしたらしい。

そのためシーズン3はかなり方向性が変わり、明かされなかった謎なども幾つかある。

完結させることが大事だとは思うが、元々どのような展開が予定されていたのか、気になってしょうがない。

 

未完のまま放置されていた作品は、どのように扱われるべきなのだろうか。

新キャストを交えて予定通りの展開をなぞるべきなのだろうか。

夢は夢のまま、未完でファンの想像に任せるべきなのだろうか。

蘇った古のキングダムファンはどのような想いを抱いているのだろうか。

 

少なくともファン歴の浅い私が口を出す問題でないのは確かだが。